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エンディングポートレートについて
エンディングポートレート(生前遺影)。
AsterFotoのメインのお仕事です。
私の両親も高齢ですが、生前遺影と言われてもまだまだ元気なのでピンとこないようです。
いつか必要になると分かってはいても、そう思われる方も多いと思います。
私の祖母が亡くなった時遺影に使ったのは、チェアに座っている時に撮影したスナップでした。
亡くなる数年前に撮影したもので、もう私のことも分からない時がある時期でした。
祭壇に飾られた写真を見た時に思ったことは、元気な時にもっとちゃんとした写真を撮って
あげておきたかったなぁという思いでした。
その思いがAsterFotoの立ち上げの動機になっています。
個人的にですが、遺影というものも従来通りのものでなくていいと思っています。
従来の遺影とは実際にご不幸があった時、過去の写真を葬儀会社の方で遺影に加工されることが
多いと思います。ただどうしても小さなデータを大きくするので少しボケてしまったりする事もあります。
もっと自分らしい写真。
自分の好きな風景の中で、大事にしてきた場所で、愛用のものや趣味の道具、自分を形作ってきたもの。
いつかその写真を見た人が、「この場所好きだったね」「ずっとこの趣味を続けてたね」
そんな思い出を話せるような写真があれば、その人の色んなことを覚えていられると思います。
「遺影写真を撮ってみませんか?」
そう言われると、縁起でもないしまだまだ必要ないし、そんなふうに思われるでしょう。
最後の1枚ではなく、今の自分を写真に残してみませんか?
何度でも、撮りたい時に撮りたい場所で。撮りたいシチュエーションで。
遺影とは祭壇や仏壇にあるだけのものではないはずです。
故人を想わせる写真。その人を思い出させる写真。
それが遺影の役割だと思っています。
「リビングに飾りたくなるようなお気に入りの写真を撮ってみませんか?」
AsterFoto代表 大岡 敦